社員食堂における厨房機器の使われ方:ゆで麺器、炊飯器、揚げ物器

摘要

厨房においては、厨房機器から発生する熱水分などの量に応じて適切な換気量を設計することで、換気量を削減できる可能性がある。それに伴い、換気や空調用のエネルギー消費量も削減可能である。換気量は、厨房規模や機器数によらず、フードの大きさにより一律に決められることが多い。しかし、一般に全ての機器が全出力で稼働している状況は稀である。また、調理やアイドル（すぐに調理が開始できる状態）といった機器の使われ方により、熱水分などの発生量も大きく変化する。そのため機器の使われ方を正確に把握することが重要となる。