自動車群·歩行者群等のような様々な形状·密度の一様物体群が風環境に与える影響の予測手法の開発　(その1)　髙ァスぺクト比形状の粗度群を対象とした建物 Canopy モデル係数値の適用性の検討

摘要

筆者らは、移動する物群の総体としての流体力学的影響を予測する自動車群Canopyモデル、歩行者群Canopyモデルの開発を進めてきた。既報では、低ァスぺクト比の自動車形状、髙ァスぺクト比の人体形状について、モデル係数C_(f-cars)，C_(ε-cars)およびC_(f-crowd)C_(ε-crowd)設定値を個別に検討した。本報ではこれをさらに発展させ、自動車形状及び人体形状をはじめとした様々なァスぺクト比を持つ一様物体群(粗度群)に適用可能な、一般化されたCanopyモデル係数の設定方法を提案するため検討を行った。