耐ォゾン用エポキシ樹脂系防食材の物理的性能変化の定量的判定方案

摘要

上水用水処理コンクリート構造物は飲料水を生産、消毒処理する国家基盤施設の一つである。このような浄水処理槽では今まで大部分塩素による浄水方法が適用されたが、塩素処理方法によって除去されない味・臭気・有機汚染物質・アンモニア性窒素などに対して生物処理、オゾン処理、活性炭処理などが導入されている。本稿ではコンクリート水槽内部に使う防水/防食材が耐オゾン性能の確保有無を確認するための基本的な非破壊評価方法として表面色差変化分析を活用して評価することによって、物理的性能の評価のための標準的試験方法を確保することに研究の目的がある。