浴室用シャワーへッドのすすぎ性能に関する研究(第2報)　アンケート調査によるすすぎ実態と使用意識の把握

摘要

地球温暖化等の地球環境問題に対し，社会の持続性発展のため，特に増加傾向にある家庭部門のエネルギー消費量，CO_2排出量の削減が誠となっている。家庭部門エネルギー消費量の約3割を「給湯」が占めるが，特に浴室用シャワーの使用に関して，世帯人員数が少ないほどシャワー浴(浴槽に浸からずシャワー使用のみの入浴)の割合が高くなるとの報告があり，核家族化や高齢化による独居世帯増加の進む我が国では，シャワーの節湯化が家庭部門の環境負荷削減に大きく寄与すると考えられる。