健康リスクの予防·健康増進を目指した住宅用空調システムの開発(第3報)冷暖房期における実大モデル住宅での室内環境評価手法のケーススタディ

摘要

本研究では、作成した住宅室內環境の健康性に関する指標と基準を用いてモデル住宅内リビングにおける温熱環境の現状を把握することを試行し、以下の考察を得た。(1)ケーススタディ夏期、冬期における温熱環境の得点結果はCASE1(夏期·冷房短時間稼働)で61点、CASE2(夏期·長時間稼働)で77点、CASE3(冬期·暖房短時間稼働)で38点、CASE4(冬期·暖房長時間稼働)で54点となった。