建築構法学習支援e-ラーニングシステムに関する研究開発

摘要

建築は非常に大きな「モノづくり」である。現代の建築教育の現場において「モノづくり」を重視するのであれば、本来学生は体系的に建築を組み立てている要素の連関や機能分担に関して学ぶ必要がある。しかし、先鋭的な教育をしている場合には、ともすればデザイン偏重に陥りがちであり、そうでなければ旧態依然とした構造学、設備(環境工)学、材料学、計画学、歴史学を設計演習が統合するという状況が一般的には見受けられる。