地域住民による自発的な住宅耐震化と防災活動促進のためのシステム　その2　実感できる高解像度ハザードマツプと地盤応答シミュレータ

摘要

防災行動への意識を誘発するためには、まず自分自身の置かれた状況や危険性を認識することが重要であり、そのためには実感できる情報が不可欠である。高解像度ハザードマップでは、家の一軒一軒が識別できるレベルで防災情報を構築しウェブGISに実装した。地盤応答シミュレータでは、自宅の地点の揺れを動画で表示し、振動台と連携できる機能を開発した。これらによって地城住民は対策の必要性に気づき、続いて学習のステップ、実践のステップへと進むことが出来る。