積雪地域の庁舎における環境負荷低減手法の検討·評価(第3報)雪冷房システムの冷却能力の評価

摘要

本報では、外気温の上昇により残雪量の減少，雪室内の温度上昇が見られたが温度効率，雪冷房処理熱量から雪冷房終了時まで安定した冷却能力があることを判断した。また、雪の減少量によって貯雪期間から雪冷房終了時までの消費熱量を算出し、1[GJ]あたり雪の減少量は4.4[m~3/GJ]だった。