食品工場における環境モニタリングシステムの開発(その1システムの概要)

摘要

本報では、カビ指数による環境評価を特徴とした環境モニタリングシステムの概要と食品工場への設置事例について報告した。本システムはネットワークを基盤として構築することで、モニタリングされた環境情報を場所に限定されること無くリアルタイムで共有化することが可能となった。このことで、施設管理者のみならず遠隔地より状況を把握することができた。今後、継続的な計測を行い、環境評価の基礎資料を蓄積していく予定である。