単語連想による筋道を用いた物語プロット自動生成システム

摘要

コンピュータに自動的に物語を作らせる場合、使用する単語の知識が必要となる。例えば、「私は病院で病気を治した」などの文を生成するには、「病院は場所、病気を治す場所」などの知識が必要になってくる。そこで、連想という知識表現を用いてこれを解決する。 本稿では、物語の流れを大局的に見ることのできるプロットという出力表現を用い、連想という知識表現が一文の正確さ、物語の道筋の出来を向上できるかを示すことを目的とする。