大都市での持続可能な地域発展を目指した住民協働による公園づくり: ランドスケープデザイン事務所Planet Earthのロンドンでの事例

摘要

日本同様、英国でも公園施行後の維持管理が課題となつている。英国では住民協働型のまちづくりの長い歴史に基づき、公園の計画、施行、運営まで一連のプロセスを地城住民•団体と連携して行う取り組みが盛hであり、Sustainability(持続可能性)がキーワードになっている。その際、地区の行政組織と共に大きな役割を果たしているのがPlanet Earthのようなランドスケープデザイン事務所だ。空間間づくりのプロセス全般において住民組織と密な関係を築き、彼らの要望を取り入れた空間を実際に設計し、運営へのアドバイスを行っている。特に維持管理においてホームレスへの雇用対策などとの連動を図つていることが、持続性のある公園運営につながっている。Matt Devies氏はこれを"Cutting Edge Scheme"と呼hでいるランドスケープァーキテクトは、最新のデザイン動向を知ることができる立場にあり、最良のデザイン的解決を提案できる立場にある。