地方都市の中心市街地における高層マンション供給に関する基礎的研究東海地方の5 都市を対象とした比較分析

摘要

近年、地方都市では、中心市街地における商業の衰退と人口の減少?高齢化が問題となっている。そのため、多くの地方都市では中心市街地活性化基本計画を策定して活性化に取り組hでいる。特に認定計画になってからは、まちなか居住を重視する姿勢が強まってきているが、すでに一部の地方都市では、主に高層マンションの供給によって中心市街地人口が増加に転じてきている。そのため、今後まちなか居住の促進を検討していくためには、高層マンションの供給実態の把握が必要である。