鉄筋コンクリート造コア壁の端部拘束性状が靭性に及ぼす影響（その1 実験概要及び実験結果）

摘要

超高層建物において、コア部分をRC造連層耐震壁とした場合、地震時にコア壁に大きな軸力が作用する。センターコアを4組のL形断面のコア壁とした場合、斜め45度方向入力時に特に高軸力となり、高圧縮領域となるL形隅角部およびその近傍のコンクリートの圧縮性状がコア壁の靭性に大きな影響を及ぼすと考えられる。