ICカードを活用したバリアフリー社会技術システムの開発について(設計のシステムと方法に関する研究) (その1)システム設計とプロトタイプ試作

摘要

本研究は、九州大学で行われている、ICカードを用いた社会システム技術に関するものである。これは個人のIDカードを用いて、さまざまな面でバリアフリーな社会を創ろうとするもので、想定する世界(社会)をe-Worldと称している。本研究の範囲では、「電子鍵錠」「電子マネー」「本人認証による情報アクセス権限チェック」の3つを主機能として、現在も展開を図っている。