航空レーザ測量の建設分野への適用性を考慮した精度検証に関する報告

摘要

航空レーザ測量の機器が市場に普及してから20年以上が経過し，技術の進歩とともに機器の性能は飛躍的に向上している.それらは，多発する自然災害への対策として多くの地域の地形を取得し，詳細な検討などに用いられている.いつぼう，建設分野におけるUAVの活用がー般的になり，三次元形状復元やレーザスキャナによる点群が活用されている.これらの背景から，すでに取得された航空レーザ測量の成果が建設分野において活用できれば，航空レーザ測量のさらなる活用が広がると考えられる.そこで，本稿では現時点の航空レーザ測量で取得された点群をUAVレーザと比較して評価する.