歩行ゆらぎの3次元コンピューターグラフィックスへの応用

摘要

本稿では歩行揺らぎデータを歩行アニメーシヨンに適用してみたのだが、これらの操作は手動で行うには時間と手間がかかりすぎるため効率が悪い。さらに、このデータはあくまで歩行時のゆらぎのみであって、万事に適用できるものでないし、感情等の起伏の無い無感情の歩行であるので、最終的な目標であるゆらぎによる感情表現にはまだ至っていない。これらのゆらぎ動作を目的にあわせて自動的に組み込めるようなブラグィンあるいはソフトウェァの開発や、感情を交えたゆらぎの実装実験やその実効性能の検証を、今後の課題としている。