知能化空間ための動画像による屋内情報タグの学習

摘要

さらに，RFID だけではなく，他のセンサを含めた情報タグのクラスを用いて，様々な種類のセンサを統合した情報轍を構築することが可能になった．例えば，環境中に設置できるセンサだけでは十分な情報が得られない場合に，ロボット側に搭載された動画像を利用することで，各ロボットが撮像した動画像空間を共有し，この中に情報轍をつくることを提案している．本稿では，これらの動画像を用いた情報轍の構築の精度を上げるために，ロボット側のカメラと，環境中の設置カメラを併用させることで，環境の変化によって生じるオクルージョン等の問題を解決することを提案する．