MEMS センサ付き気管内チューブの無線化に関する研究

摘要

意識レベル低下時や全身麻酔で手術を行う場合、気道確rn保を目的として気管内挿管チューブと呼ばれる管が気管にrn挿入される。一般に、現状の医療機器では気管内挿管チュrnーブを抜管するタイミングが難しく、抜管してから72 時間rn以内に再挿管となる可能性が10 - 25 ％ある。なお、上記再rn挿管は入院日数を増やす要因と言われている。そこで上記rn問題を解決すべく、当研究グループは、気管内挿管チューrnブにMEMS 流量センサを集積化し、これにより抜管のためrnの呼気吸気量を定量的に評価することを提案している（図rn1）(1-2)。これまでMEMS 流量センサ付き気管内挿管チューrnブに対しては、センサデバイスを重点的に開発してきたが、rn今後の医療現場での実用化を目指し、本研究では上記rnMEMS センサ付き気管内挿管チューブの無線システム化にrnついて新たに検討した。すなわち、Bluetooth 技術によるセrnンサ出力と計測評価表示との無線化について検討した（図rn2）。具体的には、MEMS 流量センサの出力を信号処理・通rn信モジュールであるmbed 素子に入力し、ここでA/D 変換rn後、Bluetooth にてPC に送信し、PC 内ソフトにて信号波rn形の解析およびその解析結果を表示することを開発目標とrnした。