日本人被験者による韓国街路景観の認識構造その１ 実験概要と指摘事項数

摘要

経済成長が終わり、人口減少が進むこれからの日本の都市景観形成においては、既存のまちなみを活かしつつ、新しく導入する要素とそれらを調和させる総合的なデザインが重視されるようになってきている。景観は、その土地の歴史や気候、文化、様々な技術や法律などが背景となって長年月をかけて形成されるものであるため、今後の景観づくりを考えるにあたっては、景観と景観形成の背景との関係を知ることが重要である。