オフィスにおける働き方と運用の改善のための日誌調査ツールの作成と考察(その2)

摘要

調査①～⑥の結果から記入内容などが精査でき、日誌調査ツールは働き方と運用の改善のために有益な情報が得られる手段になったと考えられる(表5)。ただし、日誌調査ツールを使用する際、調査者は、ワーカーの日誌調査における参加意欲を上げ、協力体制を得やすくするために、できる限りワーカーの負担を減らし、内容をワーカーの働き方に合うように精査しなければならない。今後の展望としては、本研究で行った日誌調査は多くが数日間の調査であり、長期の調査による改良の必要性があげられる。