南海トラフ地震模擬地震動を受ける超高層ビルの京による地震応答解析 その2 2 分以上の揺れにより生じる相当塑性ひずみ

摘要

本研究では京上に移植した並列汎用有限要素解析コード，E-Simulator により，2 分以上の南海トラフ地震模擬地震波を受ける超高層ビルの地震応答解析を行った． 1 階柱脚では相当塑性ひずみが30%以上となった．謝辞 本研究の一部は高性能汎用計算機高度利用事業費補助金によるHPCI 戦略プログラム分野3（ hp150217）における成果である．ESimulatorは防災科研数値震動台研究開発分科会における研究の成果である．南海トラフ地震模擬地震動は，文科省受託研究である「長周期地震動予測地図作成等支援事業」の一環で作成されたものを使用した．