早稲田大学120 号館 スマートエナジーシステム・イノベ ーションセンター

摘要

早稲田大学120 号館 スマートエナジーシステム・イノベーションセンターは、平成25 年3 月に文部科学省によって採択された「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」である。本施設は産学連携の下、革新蓄電エネルギー技術拠点として機能し、スマートライフセンシングイノベーション拠点（文部科学省COI-S）との融合を図ることで、安心・安全・快適なネットワーク社会の実現と新産業創出を目指している。計画地は老朽化の進んだ早稲田大学研究開発センターの北西角に位置する(Fig3)。既存校舎群の一部を解体し、今後の全体再編を視野に入れた起点としての施設づくりが求められた。「隙間」をデザインすること