2D-MPI装置における画像再構成法の検討

摘要

Magnetic particle Imaging (MPI)(ま、磁兹気ナノ米立子の非線形磁化特性を利用して磁気ナノ粒子を 直接イメージングする技術である。MPIは磁気ナ ノ粒子を高感度、高速かつ非侵襲的に推定できる ため、腫瘍の空間分布取得など医療分野への応用 が期待されている。一般的なMPIでは、主に磁 気ナノ粒子の磁化応答における第三調波を検出 する方法が用いられている力、本研究室では理論 的に第三調波よりも大きな信号を取得できる第 二調波を用いたイメージングを検討している。こ れまでの研究では、勾配磁場を磁気的に回転させ、 複数方向から走査する手法でイメージングを行 つていた。しかし、単純逆投影によって画像を取 得しているため画像にぼけが生じており、画像再 構成に関するシステムの最適化が必要となって いる。そこで本研究では、CT等で用いられてい るFBP法を適用し、MPIにおける画像品質の改 善を目指す。