ポートレートフォトレタッチケーススタディ

摘要

前ページの「よくわかるポートレートレッスン」では、白熱電球を使ったポートレートの撮影テクニックを解説したが、ここではタングステン光の屋内で撮影したポートレート写真（右ページ）を材料に、レタッチによってどのように仕上げたか、見ていこう。　飲食店などによっては、タングステンの赤い包みで照明し、落ち着いた雰囲気を醸し出している店も多い。今回の作品はそうした店舗で撮影したもの。あえてタングステン光の赤みを活かし、「大人の空間」をイメージしている。したがって、大いに色かぶりしたモデルの肌も、補正することなく、そのまま活かした。