液液界面電子移動によるイオン液体|水界面における金ナノ構造の作製：イオン液体構成力チオン依存性

摘要

金属ナノ構造はバルクと異なる光学的性質や触媒活性を示すことから注目されており、様々なサイズ·形状を持つ金属ナノ構造の合成例が報告されている。我々は塩化金と還元剤tri－p－tolylamine（TPTA）を用いて疎水性の高いイオン液体triocthylmethylammonium bis（nonafluorobutanesulfonyl）amide（［TOMA~+］［c4C4N~+]）と水（W）との間の液液界面において自発的に金のナノファイバーが析出することを見出している。