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中性子回折およびX線回折による水素結合型誘電体の構造解析

机译:氢键介电体的中子衍射和X射线衍射结构分析

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摘要

中性子とX線を相補的に利用して,水素結合型誘電体である5-R-9-ヒドロキシフェナレノン(R= メチル基,臭素;MeHPLN, BrHPLN)の研究を行った。中性子回折データからは原子核分布,X線回折からは電子分布を求めることができる。水素結合中の水素原子の原子核分布と電子分布を比較すると,二つの分布の重心が一致していないことが明らかになり,そこに局所的な分極が発生 していることがわかった。その大きさは典型的な強誘電体であるBaTiO2の分極と同程度であった。室温においては,水素原子が無秩序状態であることにより,この分極は方向に関して無秩序な状態にある。低温で実現するMeHPLNの反強誘電性は,水素原子の秩序化に伴う局所的な分極の反強誘電的な秩序化に起因することが明らかとなった。一方,BrHPLNでは,二つにわかれた電子原子核分布となり,水素原子の秩序化は観測されなかった。これは,水素結合中の水素原子がトンネリング状態にあることを示唆している。MeHPLNとBrHPLNの相転移を,実験的に求められたパラメータのみを用いて,トンネリングモデルに基づき検証すると,それぞれの相図を非常に良く再現できることが示された。つまり,これらの物質の相転移はトンネリングモデルで説明できることが明らかとなった。
机译:使用中子和X射线以互补的方式,我们研究了5-R-9-羟基苯丙酮(R =甲基,溴; MeHPLN,BrHPLN),它是一种氢键结合的电介质。核分布可从中子衍射数据获得,电子分布可从X射线衍射获得。比较氢键中氢原子的核分布和电子分布,很明显两个分布的重心不匹配,并且发现在那里发生了局部极化。它的大小类似于典型的强电介质BaTiO2的极化。在室温下,由于氢原子的混沌状态,这种极化是定向混沌的。澄清了在低温下实现的MeHPLN的抗强介电性能是由于伴随氢原子有序化的局部极化的抗强介电无序。另一方面,在BrHPLN中,电子核的分布被分为两个,并且没有观察到氢原子的有序化。这表明氢键中的氢原子处于隧道状态。当仅使用实验获得的参数基于隧穿模型验证MeHPLN和BrHPLN的相变时,表明每个相图都可以很好地再现。换句话说,很明显可以通过隧穿模型解释这些物质的相变。

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