輸入ブランド販売、2023年上期は5.4増の12.3万台、国産車の生産固復と輸入車値上げでシェアは5に低下

摘要

日本における2023年上期の輸入ブランド自動車販売台数は前年同期比5.4増の12.3万台で、2年ぶりに増加した。BMWやAudiのCセグメント車のほか、BEVの拡大が目立った。しかし、総市場に占める輸入ブランドの割合は同0.6ポイント減の5.0となり、増加ペースは市場全体と比較すると緩慢であった。シェア低下に関しては、前年同期に半導体不足による供給障害があったトヨタが生産を回復させていることや、円安に伴う輸入ブランド各社の値上げの影響を受けたと考えられる。