凹んだグリルは最速の証：マセラティ クアトロポルテ スポーツGTS (MASERATI QUATTROPORTE Sport GTS)

摘要

見慣れたはずのタアトロポルテがどう変わりたのか。一見してわかるのはフロントグリルが内側にコンケーブしたこと。1952年、フェラーリから移籍してきたG．コロンボがA6GCMを改造して生み出したA6SSGや、それを進化させた250Fの頃から、マセラティはフロントグリルをコンケーブさせるようになったが、今回報告するスポーツGTSがイメージしたのは55～58年に造られたレーシング·スポーツの300Sあたりか。このとっておきのモテーフを引っ張り出してきたことからも、スポーツGTSこそさまざまな進化を遂げてきた5代目の集大成とみてしいのではなしだろうか。