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沿岸域における人為的改変と自然再生-中海本庄工区の堤防開削を例として

机译:沿海地区的人工改造和自然恢复-以中海本庄建筑地区的路基开挖为例

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摘要

対象水域の地形や構造などが大規模公共工事によって変化している場合,工事以前の状態に戻すことが自然再生にとって不可欠と主張されることが多い.しかし,当該工事から数十年経る間に生じた工事以外の要素も自然環境を改変していることから,地形や構造を戻すことで環境が戻るとは限らない.島根県と鳥取県に位置する中海は,干拓目的で本庄工区と呼ばれる水域が堤防で囲まれ,また中海本湖への海水の出入りは中浦水門を通じる工事が行われた.この堤防の開削は中海を元の状態に戻すことになり本庄工区と中海本湖の貧酸素化を緩和するとの見解と,開削は本庄工区の貧酸素化を強化するとの見解が対立したが,前者の見解を支持するシミュレーション結果が地域住民の気運に合致していたため,事業主体者は開削に踏み切った.本研究の結果により,開削によって本庄工区の貧酸素化は強化したことが確認された.また中海本湖の貧酸素化は工事以前から生じていたことが既報により確認できた.これにより,工事以前の状態に戻すことは必ずしも自然環境の再生につながらず,科学的な根拠に基づかない「分かりやすい主張」には慎重に対処すべきであることが示された.開削によって本庄工区や中海本湖の貧酸素化が緩和するとの自然科学の原理に反し,過去の記録とも矛盾したシミュレーション結果を提示するに至った過程の検証が望まれる.
机译:当由于大型公共工程而改变目标水域的地形和结构时,经常有人争辩说,在工程前要恢复到自然状态是必不可少的。但是,由于自然环境也被构造后数十年以外的构造所改变,因此并不总是通过恢复地形和结构来恢复环境。在岛根县和鸟取县的中海市,为了填海,被堤围着被称为本庄建筑区的水域,并通过中浦水闸建造了进出中海主湖的海水。认为这条路堤的开挖将使Nakaumi恢复到其原始状态并减轻本庄建筑区和Nakaumi主湖的氧气消耗,而该开挖将加强本庄建筑区的氧气消耗之间存在冲突。由于支持前景色的模拟结果符合当地居民的精神,因此项目所有者决定开放。从研究结果可以证实,开挖加强了本庄建筑区域的氧气消耗。此外,从先前的报告中可以确认,中海湖的氧气消耗是在施工之前发生的。这表明,在施工之前恢复到原来的状态并不一定会导致自然环境的恢复,因此,应认真处理不基于科学依据的“易于理解的主张”。希望对导致与过去的记录相矛盾的模拟结果进行呈现的过程进行验证,这与自然科学原理相反,自然科学的原理是挖掘能够减轻本庄建筑区域和中海本子的耗氧量。

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