低コストトランシーパ内蔵FPGA

摘要

シリアル高速化が進行している。 このトレンドは、産業用機器、画像処理機器、ワイヤレス機器などにもおよんでいる。 アルテラは、こうした市場環境に低コストソリューションを提供するとして、Arria GX FPGAを発表した。 市場における課題は、レガシーインタフェースのサポート、CPUやDSPへの接続にある。 シリアル化のトレンドの中で、ポピュラーなプロトコルは、PCI Express、GbE、シリアルRapidloであるとアルテラは見る。 FPGAをこれら3つのプロトコルに最適化し、トランシーバ内蔵ブリッジ#12539;アプリケーションおよびエンドポイントアプリケーションとして利用する。 従来のソリューションでは、ASSP（Application Specific Standard Product）か、外部PHYに接続された低コストFPGAを利用していたが、「設計期間が要求より長くかかり、不必要なデバイスコストやボード面積の追加などの課題に直面していた」とアルテラは分析する。 こうした分析をベースに、「PCI Express、GbE、SerialRapidloを必要とするアプリケーション向けに、トランシーバベースのデザイン#12539;プロセスを簡素化するソリューション」としてArria GX FPGAを発表した。