視点と気づき

摘要

毎日目にしていたこと、昔はよく知っていたはずのことに、時が経ってから、あるいはふとしたきっかけから改めて気づくなんてことがよくあると思う。例えば子供の頃に見た風景はとても生き生きしていて不思議に満ち、新鮮な記憶として残っているのに、大人になった今の自分が見る風景はどこか理屈っぽい。これでよいのかと不安になることもしばしば。日々繰り返す日常に流されて、目先の山積する課題をやっつけることに終始するあまりに見落としてきた周りの風景があったのではないかと。