高送りラジアスミル「TR4F5000形」の開発および加工形態に適した工具提案

摘要

金型製作において、荒加工工程の加工時間は製造コストに大きな影響を与えるため、高能率な荒加工工具が市場から求められている。当社は低切込み高送り加工によって高能率化が可能な高送り工具を2000年代初頭より販売し、継続的にシリーズの追加やラインナップの展開を行い、市場のニーズに応えてきた。また、さらなる高能率化への声に応え、2020年以降は、従来以上の高送り加工が可能であるTR4Fシリーズを販売してきた。