ロボットの導入に成功した企業②レーザックスレーザー加工の「仕事を増やすこと」「現場力UP」に成功！

摘要

今回は実際にロボットの導入に成功した会社にインタビューをした。レーザックス（愛知県知立市、近藤恭司代表取締役社長）は、レーザー機器やその周辺機器の製造、レーザーでの加工（試作）を行っている。現在、日本ではレーザーの周辺機器のほとんどが海外メーカー製であり、ユーザー企業からするとサポートの物足りなさや部品の取寄せに時間を要するなどの問題がある。しかし、同社には「OPTICEL」という国産のレーザー加工用部品のブランドがある。このブランドは現場のニーズから生まれたもので、顧客への対応の早さのみならずカスタマイズもできることで注目されている。また、同社は量産加工だけでなくレーザー加工による試作も多く受注している。今までは主にNC加工機で試作を行ってきた同社だが、そこに産業用ロボットを導入した。