テニスのストリングス素材としてのミノムシの糸

摘要

筆者は高校1年から硬式テニスを始め、大学時代には北信越学生新人テニス選手権ダブルスで準優勝した経験がある。途中、膝靭帯損傷と半月板損傷で10年程のブランクはあったものの、35歳で再びラケットを握った。昨年、ついに変形性膝関節症と診断されたにも関わらず、ヒアルロン酸ナトリウムの関節内注射のおかげで57歳になった今でも暇をみつけてはテニスコートに通っている典型的なテニス馬鹿である。