新種の食中毒菌SAR菌 食品汚染経路を確認

摘要

大阪府立大学などの研 究グループは、世界で初 めて新種の食中毒菌であ るSAR菌(スタフイロ コッカス·アルジェンテ ウス)の食品汚染経路の 一つを見いだした。明確 に認知されていなかった SAR菌による食中毒の 発生機序を示すもので、 同菌による食中毒の予防 啓発や今後の予防法開発 が期待される。 SAR菌は2015年 に新種として認定された 病原細菌で敗血症ゃ嘔 吐、下痢を主症状とする 食中毒を引き起こす。日 本でもSAR菌による食 中毒が4例報告されてい る。