DPFはディーゼル車を救えるか：第1回 「ディーゼル車NO作戦」が生み出したもの

摘要

これまでCGは、東京都が平成11年に打ち出した「ディーゼル車NO作戦」について、その動きに注目してきた（2001年7月では石原慎太郎東京都知事へのインタビューを掲載）。 その大胆な規制案は、ディーゼル車の排ガスについて大きな波紋を生み出したが、昨年12月に東京都は、平成6年以前の排ガス規制に適合するディーゼル車（乗用車は含まず）について、来年10月以降は後付け装置なしに都内を走行することを禁止する条例の施行を決定した。 そこでPN （粒子状物質）を除去するための後処理装置であるDPF（ディーゼル·パティキュレート·フィルター）の普及と開発について、今月から3回にわたってリポートする。