「大型」をめるのは欲か、必然か：トヨタ ヴェルファイア 3.5Z Gエディション(TOYOTA VELLFIRE 3.5Z G-Edition)／スバル エクシーガ 2.0GT (SUBARU EXIGA 2.0GT)／ホンダ フリード Gエアロ Lパッケージ(HONDA FREED G Aero L-Package)

摘要

大は小を兼ねる、とは昔から言われてきたことだが、これはおよそ自動車の世界にも当てはまることだろう。 そうは言っても確かに、駐車がしづらいだとか、裏道で気を遣うであるとか、小型車に比べれば燃費が悪いとか、多少の不便は考えられるのではあるが、いっぽうで決定的な能力の違いは存在しなさそうに見える。 しかしながら、杓子は耳かきにはならぬ、とも言われてきた。 より小さな車だけが持つ特質、魅力はどhなところに潜hでいるのか。 そしてそれは、大型車ゆえの悦楽を超えうるものなのか。 “ダウンサイジング作戦”の事例①として、話題の7シーターを3台、大中小と集めてみた。 「小さな7人乗り」の可能性を探る旅に出よう。