高付加価値携帯の沸滕は本物なのか？最大のポイントは、どれだけ新しい機能追加を世に問えるのか、そこから新しい収入の道を開いていくことができるのか？ということである

摘要

2002年末の携帯電話端末生産は、当初予測を大きく超え、過去のピークをはじめて越えた。 年間では総生産台数は4億2000万台弱となった。 対前年比成長率は10％程度であった（図1）。 第四四半期は欧州市場と中国市場の双方に向けて多量の端末生産が行われた。 2003年初めの第一四半期は、季節的な変動のために年末のピークからは減産したが、対前年同期比では10％程度成長してい模様であ。 途上地域におけ普及の増加と、先進国での安定した買い換え需要といったこのペースが継続すれば、2003年においても年率10％程度の成長は確保できると見られる。