USB2.0におけるノイズ対策技術：コンプライアンステストに合格するためのノイズ対策テクニックを紹介

摘要

PC（パーソナルコンピュータ）と周辺機器を接続するUSBインターフェイスは、その利便性によって爆発的に普及してきた。 しかし、マルチメディア化やストレージ製品の大容量化に伴い、FS (Full-Speed)、LS (Low-Speed) のデータ転送スピードがボトルネックとなって、周辺機器本来の性能が十分に発揮できないものも出てきた。 そこで登場してきたのがHS (High-Speed)対応製品である。 従来までのFS、LS対応製品と互換性を維持しながら、伝送速度はFSの40倍（480 Mbps）を達成しており、ブロードバンドにも十分対応できるようになっている。また、今年に入って、HS対応インターフェイスを搭載した製品の増加が著しく、USBはPCや周辺機器にとって必要不可欠なインターフェイスになりつつある。