注目情報付加·利用方式'NaMiSEN'の評価

摘要

自己の記憶中に存在する曖昧ではあるが既に経験している情報に対して，その曖昧性の解消を目的とした再探索行動はしばしば行われる．近年のブロードバンドインターネットの普及により個人が消費する情熱ま膨大となってきている．このような背景において一度経験した作業を再度探索し活用する事は利用者にとって有効であり，それらの作業を効率化することが求められている．本稿では，ウェブページに対して効率的に注目情報を付加し有効利用することで経験した情報の再利用を容易にする方式を検討した．また本方式をプロトタイプ化したNaMiSENの評価実験により有効性の確認を行ったので報告する．