プロジェクト·エンジニアリング－【エンジ各社のプロジェクトITシステム】：日揮のプロジェクトITシステム－グローバル·プロジェクトITシステムを目指して

摘要

この数年、プロジェクトの遂行形態は大きく変化してきた。一社単独でのプロジェクト受注はほとhど婆を消し、他社との共同受注が拡大してきている。 さらに海外エンジニアリングサブコンの活用拡大、電子調達サイトの活用、設計段階から建設·試運転段階までの広範囲に亘るインテリジェントCAD、3D CADやEDMS（電子ドキュメント管理システム）の活用など、EPC業務の進め方も大きく変化している。これを支えるプロジェクトITシステムは、プロジェクト遂行形態の変化や年々高度化する顧客のIT要求に応えていくことが急務となりつつある。それに対応し、より高度で高品質なプロジェクト遂行のために現在日揮では"いつでも、どこからでも"利用できるグローバル·プロジェクトITシステムを構築中である。 本稿では、プロジェクトITシステムの概要、プロジェクトにおけるITシステムの適用事例、ならびに日揮が現在取り組hでいるグローバル·プロジェクトITシステム構築の概要を紹介する。