回収水を冷却使用し,総量を減量KYC生コンクリート冷却設備

摘要

KYCは，暑中コンクリートに対応するため開発した『KYC生コンクリート冷却設備』の販売を開始した。 土木学会の標準示万苦においては日平均気温が25°Cを超えることが予想されるときは，暑中コンクリートとしての施工を行うものと定められ，打込み時のコンクリート温度は35°C以下でなければならないとされている。 また，日本建築学会のJASS 5における暑中コンクリートの総則では，日平均気温の日別平滑平年値が25°Cを超える期間を基準として定め，工事監理者の承認を受けるとある。 そして，荷卸し時のコンクリート温度は35°C以下とされている。 コンクリート温度が35°Cを超えることが予想される場合にはコンクリートの冷却または材料·調合の変更などによるコンクリートの品質変化抑制対策を立案し，工事監理者の承認を受けることとなっている。 この時期のコンクリート品質を高めるには「KYC生コンクリート冷却設備」が有力な設備である。