MetFoam 2005 Report on 4th International Conference on porous Metals and Metal Foaming Technology

摘要

第4回ポーラス金属および発泡金属国際会議（MetFoam 2005）が，9月21日～23日に国立京都国際会館で開催された。 本国際会議は，ポーラス金属，発泡金属, セル構造金属，焼結金属などの多孔質金属材料が，軽量化構造材料，衝撃吸収材，吸音材，フィルタ部材，各種機械部材，医療器具などへの応用を目指して年々注目される状況を背景に，それらの製造方法や特性評価，応用開発に至るまでを総合的に討論することを目的として開催された。 本会議は，この分野の研究開発で先行しているドイツの国内会議としてスタートし，1999年に国際会議として企画され，第1回（1999年），第2回（2001年）がBremen，第3回（2003年）がBerlinといずれもドイツ国内で開催された。 そして今回初めてドイツ以外での開催が検討され，研究開発が急速に進みつつある日本が第4回会議の開催地となり，中嶋英雄教授（大阪大学）を組織委員昆に，著者も組織委員の一員となって企画開催された。