各界での注目材料技術とその展開

摘要

応用物理学会の機関紙「応用物理」は、ア月号ではグラフェンナノリボン（GNR）、カーボンナノチューブ（CNT）など1次元状のナノカーボン材料、スマートスタック技術を用いた高効率太電池や炭素を用いた2次元の電極材料、スパッタリング法による高品質な窒化物半導体の製造方法、スピン軌道相互作用による高速磁化反転を用いたデバイス応用、そしてダイヤモンドライクカーボン（DLC）薄膜の構造解析手法を紹介し、材料開発、デバイス応用から国際規格標準化に関する話題などが取り上げられています。スマートスタック技術は、再生可能エネルギー関連で新たな多接合太陽電池と蓄電池を取り上げたものです。デバイス応用では、窒化物半導体とスピントロにクスも含まれています。