各界での注目材料技術とその展開

摘要

応用物理学会の機関紙「応用物理」は、4月号では有機デバイスおよび関連材科、皮膚貼付バイオ電極デバイス、生体磁気センサ、建築構造物IoTセンシングなどデバイス·センサ関連の記事、及びシリセン、窒化チタン、Mn3Snなど、多彩な材料とその応用に関する記事を取り上げています。有機デバイスでは、液晶性有機半導体の結晶薄膜を利用する新たな有機半導体材料の展開と有機トランジスタへの応用の解説、また光の有効利用技術として分子集積系を用いたフォトンアップコンバージョン技術の紹介、そして生体関連として皮膚貼付バイオ電池で駆動される投薬、創傷治癒デバイスの可能性追求、強磁性トンネル接合を用いた室温動作生体磁気の測定センサ開発、などが掲載されています。