室内電気エネルギー供給器具の開発に関する研究

摘要

エネルギー·システムのデザインはシステム効率と使い易さ、美的要素、安全性のバランスを考慮したアプローチに基づいて行われる必要がある。 従来、エネルギー供給システムとエネルギー消費システムは、異なる要素バランスに基づくデザインを施すことが当然であるとされてきた。 特に前者のデザイン·プロセスでは、使い易さと美的要素に関する考慮が軽視される傾向がある。 本研究は、我々の生活に最も身近な電気エネルギーの室内供給器具を対象として、形態及び色彩·機能面でのQOL評価を踏まえた開発フローのプロトタイプを提示し、実際に試作評価を行うことを目的としている。