液晶性半導体を用いた塗布型有機太陽電池

摘要

有機薄膜太陽電池は，汀共役分子·高分子をベース材料としており，印刷法などのウェットプロセスを用いたロール·トウ·トールによる生産が期待でき，大面積·大量生産が最大の特徴である1）。有機材料を用いた光起電力の研究の歴史は数十年前にさかのぼるが，実用的な太陽電池の実現を予感させる研究は1980年代半ばの職ngらの低分子材料を真空蒸着法により積層させた研究である2）。