通気構法の歴史的背景とラス開発の変

摘要

外壁通気構法は、平成12年施行の住宅品確法では住宅性能評価の温熱環境対策で等級4、劣化対策で等級3の仕様が必要条件となり、平成21年の省エネ法改定では通気構法は標準化された。また、平成20年の住宅暇痍担保履行法施行の際には、雨水浸入の防水性強化として直貼り工法でラス下地はアスファルトフェルト430以上とし、雨水が外壁から浸入しても排出される通気構法が望ましいとされている。通気構法は省エネ基準により始まり、住宅品確法、住宅暇痕担保履行法と展開され左官工事に必要な工法となっているのである。