工業会独自の工法の確立を

摘要

コニシベステム工業会（若井純会長）は10月6日、東京·新宿区のハイアットリージュンシー東京において第16回通常総会を開催した。会の冒頭、挨拶に立った若井会長は「工業会が発足した15年前に阪神·淡路大震災という未曽有の災害が起こったのを今でも記憶している。それから建物は耐震補強という流れになり、業界は新築工事から改修工事へとシフトしている。近年ではリーマンショック以降はその流れが顕著となっているが、仕事量が増える一方で、新築から改修へと業種転向した業社が多くなり、工事単価の下落は以前にも増して厳しいものがある。ぜひ、メーカーには当会の会員だけにしか出来ない工法の確立をお願いし、会員の営業の武器にできるようお願いしたい」と語った。