左官技術に樣々な技術を加え工法構築を続けていく

摘要

左官の技術は漆喰や珪藻土、衆楽などに代表される壁の施工のほか、現代では新築の下地処理や改修工事、リニューアルなど建築·土木の分野では多岐にわたり活用されている。 これらに共通して言えることはモルタルなどの材料をコテを使って塗るという左官独特の工程を踏むという点で、左官業しかできない仕事となる。 この左官独特の技を活用し、新築改修を問わず建築土木などあらゆる仕上面に打放し素地模様を再現、この技術に特化し事業を展開している㈱山田研業社の専務取締役山田孝幸氏に同工法の開発に至るまでの経緯や、現場における対応方法や考え方などについてお話をうかがった。